イスラエル・パレスチナ双方へ声明を発表


 

1月16日、世界連邦運動協会は、駐日イスラエル大使館と駐日パレスチナ常駐総代表部/大使館に、昨年末以来激化しているガザでの空爆やハマスの報復に関して声明を発表した。

「イスラエル・パレスチナ双方の武力行使の停止と和解を」

                 2009年1月16日

 

パレスチナ自治区ガザにおける戦闘が、即時停戦を求める国連安全保障理事会決議の採択にもかかわらず続行され、犠牲者が増え続けている。

 

イスラエルは自衛という名目を用いているが、病院も含めた非軍事施設を狙い、民間人に大量の犠牲を出していることは、人道上見過ごすことは出来ず、国際法違反であると言える。また、ハマスによるロケット弾発射は報復の連鎖を招くのみであり、決して問題の解決をもたらさない。

 

双方は、有利な条件を引き出すために武力攻撃を続けているのであろうが、このような民間人に犠牲を強いるやり方は、国際社会の非難を大きくすることはあっても、決して有利な条件に結びつかないことを認識すべきである。

 

我々はイスラエルとパレスチナの遺児による交流事業「中東和平プロジェクト」に関わってきた。この交流事業を通じ、人は憎しみを超えて友情を築くことができるということを強く認識した。相手の地域に肉親を殺された者同志でさえ、互いに語り合い、触れ合う中で友情が芽生えていく様子を目の当たりにした。

 

宗教の違い、歴史認識の違い、利害対立を超え、手を携えるだけの英知を人類は有している。我々はイスラエル・ハマス双方が同時に武力行使を停止し、和解のための交渉の席に着くことを強く求めるものである。

   

                   世界連邦運動協会